抗原定性検査キットの活用

抗原定性検査キットの活用
検査を希望する人に格安で検査を提供できるように、行政が医療機関を支援したり検査センターを用意してくれないものかな・・・と思います。

というのも、検査の精度は、検体の採取方法や取扱い方に影響を受けるからです。鼻腔拭い液を自己採取する方法での抗原抗体検査キットの活用は私個人としてはお薦めできません。できるだけ医療職に採取してもらえるよう、行政が準備して欲しいと思います。

しかし、やむを得ず利用することはもちろんあると思うので、個人個人が検査キットを手元にもっておく、という手段を残しておくことも必要だろうと思います。

読売新聞 2021年10月1日 (金) 市販検査キットで3回「陰性」、受診見送った30代男性死亡…死後に感染判明

横浜市は30日、基礎疾患のない30歳代男性が市内の自宅で、新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したと発表した。男性は体の不調を感じて市販の簡易検査キットで3回検査したものの、いずれも「陰性」だったため、医療機関を受診していなかった。ワクチンも接種していなかったという。  発表によると、男性は9月11日にせきなどを発症。検査キットで調べて自己判断で療養していた。同22日、連絡がとれなくなったことを心配した別居する家族が訪ね、倒れている男性を発見。救急隊員が駆けつけたが、すでに死亡していた。神奈川県警が検視の際に行った抗原検査で、同27日に陽性と判明した。